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エクステリア・庭づくりの会社の選び方

エクステリアやお庭づくりの会社には、いろいろな業種の会社があります。その中から安心できて信頼のおける会社選びとなると、なかなか難しいものです。たとえば、知り合いの紹介なら大丈夫だろうと、工事をお願いした場合、紹介者の面子を立てたばかりに、自分の要望をしっかり伝えられず、イメージとは違ったものに仕上がってしまった。結果的に後味の悪い思いが残ってしまう・・・など良くあるお話です。

とはいえ、まったく知らないところに依頼するのは心配ですよね。とんでもない会社に頼んだがために、希望していたものとはほど遠い違うお庭ができてしまったり、追加工事を強いられて余分な経費がかかってしまったり・・・ということがあります。残念ながら、どの業界にも“悪徳業者”というのはいるものです。

そこでエクステリアとお庭づくりをする際の失敗しない会社選びのポイントをあげてみました。これを参考にして、納得する会社にめぐり会いますように。そして望み通りのステキなエクステリアとガーデンづくりを楽しんでいただけたら幸いです。
  1. 目的をはっきりさせる
  2. 信頼のおける業者選びのポイント
  3. 悪徳業者の見分け方のポイント
エクステリア・庭づくりの会社選びのチェックポイント
1.目的をはっきりさせる

●住まいの新築またはリフォームと同時に考える場合
エクステリアやお庭はとくに人目に触れる場所です。建物はもちろんですが、やはり周りの景観との調和を考えながら上手に個性を表現したいもの。そのためには、住まいづくりと同時にエクステリアやお庭のプランをする必要があります。
そのとき、建物を手がけた工務店などが専門業者を紹介してくれるケースが多いのですが、こだわりあるエクステリアやお庭づくりを目指している方は、ご自身で納得のゆく会社選びをされることをおすすめします。
 
●エクステリアと庭のみをリフォームをする場合
老朽化したブロックや門扉を直したい。あるいはお庭のイメージを変えたいなど目的に応じて会社選びをしましょう。そのためには、「なぜ、どのように直したいのか」と言った目的意識を明確に持つことが大切になってきます。

2.信頼のおける業者選びのポイント

●エクステリアや庭づくり業者の得手・不得手を見抜くこと
エクステリアやお庭づくりの会社には
・造園会社
・植木屋
・ガーデニング専門会社
・外構会社
・リフォーム会社
など、いろいろな業種の会社があります。その他にもホームセンターやハウスメーカーなども参入し、どこに頼むのがもっとも安心なのか、大変迷うところですね。

一番のポイントは、たとえ信頼のおける会社とはいえ、ご自身の目的に添わない会社を選ばないということです。というのは、その会社のもともとの職種によって、それぞれ不得手があり、得意分野が違ってくるからです。

当然、会社では、得意とする分野で話を進めていこうとします。となると、希望を伝えきれずに、お願いするところを間違えてしまうと、想像とは違ったものに仕上がってしまう可能性も出てくるわけです。お任せする時は十分に得意と不得意を調べることが肝心です。

また不得手な分野の依頼に関しては、下請けや他の業者に丸投げをするという会社もあります。この場合、当初の見積もりよりも余分な費用が発生する恐れもありますので、ご注意ください。

依頼したい会社をチョイスしたならば、その会社が不得意な部分をたとえ下請けや他の業者で補ってもらうとしても、お客さまが直接頼んだ会社が、最後まで責任をもって工事を行うかどうかも重要なポイント。その点もしっかり確認する必要があります。

ご自分の計画をしっかりお持ちになられて、我が家にぴったりの会社を選びたいものです。

以下に主な会社の特徴を簡単にまとめました。ご参考にしてください。
 
【会社ごとの得意と不得意】

造園会社
洋風和風のお庭づくりを手がけるところも多く、植栽だけではなく、コンクリート工事、下水道、電気工事など総合的に行うところが増えてきています。またお庭づくりに関するノウハウをしっかり持っている会社が多いので、デザインや設計そして施工まで一貫して行う会社がほとんどで、レベルの高い業者が多いようです。

ただし専門が限られている会社もありますから、得意分野、施工実績をきちんと確認する必要があります。

植木屋
植木を扱う業者で、「○○造園」という社名にしている場合も多く、造園会社との明確な区分は難しいのが現状。植木植栽やお庭の手入れや、竹垣や石組みなど和風庭園を得意としています。

ただしブロック工事や下水道、電気工事等は他業者に投げることが多いので、最終的な管理をしてくれるのかどうかは、しっかり確認すること。

またとくに専任のデザイナーがいないケースが多く、ほとんど職人自身が自分ができる範囲の仕事で仕上げるため、出来具合は手がけた職人しだいになることは否めません。

ガーデニング専門会社
ガーデニングに関する商品の販売から工事までのデザインを専門とする会社で、お庭づくりにおいては、要望に応じていろいろな提案をしてくれます。ただし施工は提携している協力会社が行うことが多いようです。

外構専門会社
いわゆるエクステリアが専門の会社です。門扉やフェンス、駐車場や、カーポート、ウッドデッキなどの依頼には適しています。ただし植栽などお庭づくりをする場合は、造園会社や植木屋の助っ人として入るかあるいは丸投げすることもあります。

リフォーム会社
家の増改築などのリフォームに合わせてお庭まわりの仕事も請け負っている会社です。が、実際に庭づくりを自社できるところは少ないのですが、エクステリア関連のデザイン、設計には向いています。
 
【目的別の会社選び】

*庭づくりに適している会社*
純和風を洋風のお庭に変えるなど、デザイン性を重視したお庭づくりをしたいときには、感性豊かなデザインと樹木やお花などの豊富な専門知識を持ち、立地条件や建物とのバランスを考えてよくアドバイスしてくれる造園会社やガーデニング専門会社が適しています。

ただし木を植えるだけの場合は植木屋さんにお願いしてもよいでしょう。その場合は、木の種類や大きさなど、具体的に要望を出すことをお忘れなく。お任せ状態にすると、手がけてくださる職人さんの好みで植えてしまうことになり、まったく意にそぐわないものになってしまう可能性もありますのでご注意ください。

またできれば、樹木のお医者さんこと「樹木医」のいる会社なら、なお安心です。せっかく植えた木が病気になったときや育て方、手入れの仕方など木々についてのいろいろなアドバイスをいただけるはずですからね。

*エクステリアに適している会社*
家のまわりや駐車場、カーポートだけつくりたいという場合には、外構専門会社やリフォーム会社が適しています。ただしお庭づくりに関しての知識はほとんど期待できませんので、これは別に植木屋さんなどに頼むことになります。1社だけで済ませたい場合には造園会社がよいでしょう。
以上述べてきたことは一般的な会社選びの目安とお考えいただき、実際にお願いするときは、ご自分の目的や要望を明確にし、そのうえで会社の実績などを調べてから依頼するようにしてください。信頼のできる会社は、業種を問わず常に前向きに知識や技術、情報などを取り入れながら、よりよいサービスを提供しているはずです。
 
【依頼するときの注意点】

1.現地に足を運んでもらう
基本的にはどの会社に対しても、きちんと電話でアポイントを取り、自宅または予定している土地に会社担当者に足を運んでもらい現地を見てもらいましょう。その際自分の要望をできるだけ具体的に伝えること。そのときに担当者から納得のゆく適切なアドバイスが受けられるかどうか要チェック。

2.相見積もりで二社以上を比較検討する
お庭づくりにかかる費用というのは、案外不透明なものです。しかしある程度の相場は知っておきたいですよね。ということで、それを知るために、最初からひとつの会社に決めるのではなく、2~3社から相見積もりをとってみましょう。

それでだいたいの目安がわかると思います。その場合、気をつけたいのが、安ければよいというわけではありません。あくまでもかかる費用が記載されている見積書を細かくチェックすることが大切。わかりにくいところで高額の値引きしているところは要注意です。

[見積書のチェックポイント]

・金額や数量など数字として不透明な部分はないかをチェックしましょう。
・「○○一式」などという表現があったら、その内訳をきちんと明記してもらいましょう。
・見積製品の商品名や品番などしっかり明記されているかをチェックしましょう。
・工事範囲と工事内容が明確に記されているかを確認しましょう。
・図面と見積もりに間違いがないかをチェックしましょう。
・図面に書かれているものが見積書のどの部分に当たるのかを確認しましょう。
・見積書で不明な点は納得がいくように必ず質問しましょう。

3.会社や担当者のチェックポイント
・約束の日時をきちんと守れること。
・希望や要望をしっかり聞いて適切なアドバイスをくれること。
・不明な点に対しての質問に納得のゆくように答えてくれること。
・安さばかりを強調しないこと。
・基本的には一貫工事をすることが理想。下請けに出す場合でも管理をきちんと行っていること。

4.予算を明確に伝える
余分な出費を防ぐためにも、予算を業者にはっきり伝えましょう。そのうえで予算内でできることと、できないことのアドバイスをきちんとしてくれるかどうかも会社を選ぶ際の重要課題です。

5.欲しいものがあれば具体的に提示する
今やインターネットでなんでも調べられる時代。それを使わない手はありません。たとえばエクステリア関係のウッドデッキやカーポートなどお気に入りのものが見つかったら、業者にそれを提示しましょう。万が一予算オーバーということであれば、ご自分が納得いくためにも、できるだけそれに近いものを具体的にお願いするよう要望を出したとき、快く承諾してくれるかどうかもチェックしましょう。
以上の点が信頼できる会社選びのポイントです。それぞれどの会社にも長所短所はあるもの。しかし共通して言えることは、依頼主の要望をきちんと聞き入れ、それを元にしながらできないことに関しては安易に「できます」とは言わず、それに対しての納得のゆくアドバイスをきちんとしてくれること。そして最後までしっかり施工管理ができ、アフターサービスも万全な会社であること。それがもっとも重要なポイントになります。

3.悪徳業者の見分け方のポイント

●契約書を作らない会社!
契約は当事者双方の意志の合意があれば、たとえ口約束であっても成立します。たとえばお店で「○○ください」と言ったとき、お店側が「はい。わかりました」と答えたら、その瞬間には売買契約が成立したというわけです。

しかし口頭での契約の場合、「内容が明確ではない」こと。そして「証拠が残らないこと」という致命的な欠点があります。そのために、のちのち「言った」「言わない」になることもあるので、たとえ友人からの紹介や知り合いの会社であっても、契約書は必ず作成してください。逆に契約書の作成を渋るような会社はあやしいと思っていいでしょう。その場でお断りしてください。

また一般的に取り交わす契約書には
・契約当事者が誰であるか
・契約内容(支払い条件やかかる費用など)
・作成した契約書の通数、所持者
・契約締結日
などが記載されています。もちろん会社や依頼内容によっても記載内容は異なりますが、いずれにせよ契約事項に間違いがないかのチェックは必須です。

契約事項の内容に不明な点があれば、必ずその場で質問をし、それに対して会社側が曖昧なお返事や態度をとった場合は、やはりお断りしたほうが賢明です。

また納得のゆく契約書と判断した場合の署名や記名・押印などはトラブルを防ぐためにも、基本的には契約当事者双方がお互いの面前で行うようにしましょう。
 
●突然訪問の会社
いわゆる飛び込みセールスで、点検商法とか見積工事商法と呼ばれるものです。とくにリフォーム業界に多いのですが、エクステリアやお庭関係でも「塀が古くなっているので、災害の時には倒れてきます。すぐに工事が必要ですよ」とか「育ちすぎた木が倒れて家が壊れてしまう恐れがあります。すぐに対処しましょう」など、恐怖心をあおるようなことを言ってきます。

しかしそのときは冷静に判断をし、その業者には決して依頼しないようにしてください。もしもそういった心配があるようなら、信頼のある会社にお願いしましょう。
 
●「安くやります」という会社
すでにお庭やエクステリアのリフォームの話を進めていたときに、飛び込みできた会社の営業マンにそのお話をしたとします。そのとき「その設計と同じものを安くやりますよ」と申し出てくる会社には要注意です。

ともすると、ちょっと得するかも・・・という考えもよぎるかもしれませんが、他の会社の設計図をそのまま使うという行為は、ルール違反に他なりません。そのような会社はモラルが低く、質の悪い材料を使ったり、手抜き工事をする恐れもあります。

もしかしたら見積書などもいい加減で、ちょっとした追加工事が発生したときには、いきなり高い金額の申し出があるかもしれません。後々このようなトラブルを起こさないためにも、決して会社営業マンの巧みな口車には乗らないようにご注意ください。
 
●設計を押し付けてくる会社
要望にはほとんど耳を傾けずに、自分たちの会社の得意分野を押し付けてくる会社は、敬遠するべきでしょう。ただし会社が打ち出してくれたアイディアに納得がいった場合はその限りではありません。
 
●電話のみの打ち合わせをする会社

契約をするまでは、足繁く自宅に訪れていた会社担当者。しかしその後対面ではなく電話のみの打ち合わせをするような会社は避けたほうが賢明。電話だけでは、会社とお客さま両者間で意志の疎通が難しくなってきます。

そういう会社は施工の段になってから、法外な費用の支払いを要求してくる場合がありますので、くれぐれもお気をつけてください。基本的には、両者で行き違いがないように、じかに会って図面など資料を目の前にしながら打合せをするというのが原則です。
以上のことが見える会社は避けてください。しかし実際に「悪徳業者」と呼ばれているのはこれだけではありません。直感的に「ちょっと変だ」と思ったら頼むのはやめましょう。もしも頼んでしまったあとで気がついたときには、ずるずる先延ばしにせず素早く断るようにするのが賢明です。時間が経てば経つほど断りにくくなるものですから。


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